Cタイプの人格~明朗、斬新、楽しい

「Creator」とは「芸術家」の意味です。ですから仕事でも「業績」より「面白いか」「新しいか」ということを重視します。仕事の仕方もそれに加えて「楽しくやりたい」「明るくやりたい」ことを重視します。

最も重視していることは夢があって、高い理想を目指すことです。
達成することも仕事上は無視できないのは分かっていますが、それよりも理想を追うプロセスが重要だと思っています。
理論的ではなく情緒的なので、自分の感性で判断します。常識も気にしないので、できるかどうか分からない、世間が驚くようなアイデアを豊富に思いつきます。

明るく面白いことが重要

同時に明るく、楽しく、面白いことが大切なので、杓子定規で面白みがない人間、事実を重視して夢を否定する人間を嫌います。
ですから計画や予定を守ることは苦手です。遅刻も多いです。自分の立てた目標、計画の達成ではモチベーションが上がりません。しかし自分の感性やアンテナが新しい、面白い、ウケると反応したものに取り組む時には非常にやる気があがります。

重視する価値観

新しい。面白い。明るい。画期的。目立つ。世界初。

Cタイプの見分け方

表情・姿勢

表情はくるくると変わり、喜怒哀楽がよく分かります。会議時には姿勢は非常にリラックスしており、身振り手振りも大きく、時には立ち上がって歩きながら話します。

よく使う言葉

新しい。画期的。面白い。未来。夢。お客様の満足。

仕事へのこだわり

斬新で面白い夢や理想を常に目指し、時代や他社に先駆けた画期的な目標を立てて、楽しみながら取り組む。業績上の成果は出ないかも知れないが、それを通じて新しい発想が生まれ、部下の発想力も鍛えられる。

Cタイプのモチベーションを上げるポイント~本人が楽しいと思うことを止めない

目標設定

先に相手の新しい発想や、将来の明るい理想像に共感し、認めてモチベーションを上げましょう。その上でそれを数値化した場合にどうなるか、という観点で目標を立てさせましょう。しかし本人は目標管理、予算管理、スケジュール管理などは全くできないません。それは上司が管理してを共有し、その上で数値目標を自分で立てさせる。進捗管理はこちらで行う。

仕事の進め方

先に相手の新しい発想や、将来の明るい理想像に共感し、認めてモチベーションを上げましょう。その上でそれを数値化した場合にどうなるか、という観点で目標を立てさせましょう。しかし本人は「管理」が全くできないので、予算、スケジュールなどは上司が管理し管理、スケジュール管理はできないません。それはこちらで管理して本人に意識させましょう。

ほめ方

提案するアイデアが豊富で、楽しく、面白い。さらに新規事業として画期的で、世界シェアNO1をとれるアイデアだとほめます。そして彼・彼女の発想力、創造力をチームのメンバーも巻き込んで大げさに盛り上げましょう。

叱り方

まず業績不足、スケジュール管理不足、部下の不祥事などを起こしてしまったことは非常にカッコ悪いことだと指摘し、その理由を伝えましょう。社内の人間の否定的な目も自覚させます。その上でそのカッコ悪さを解消するにはどうすればいいかをミーティングで一緒に検討しましょう。