Sタイプの人格～達成、一貫性、自信
Sタイプの最重要視点は自分で立てた目標、発言したことは絶対に達成することです。あるいは競争であれば勝利する、1番になることです。
同時に「言行一致」も重要です。ですから「口先だけで行動が伴わない人」「言うことがコロコロ変わる人間」を嫌います。
また情緒的ではなく論理的なので、事実と数字を信じます。
Sタイプはこのような自分に自信を持っています。従ってデータや理論的筋道から導かれた論理的・合理的な仕事や、自分が全身全霊を賭ける価値のある仕事であれば非常にモチベーションが上がります。
Sタイプの見分け方
表情・姿勢
喜怒哀楽の感情はほどんど表に出しません。笑顔を見せることが少ない代わりに、大変な時も苦しそうに見えません。
また姿勢はよく、会話や議論の中で身振り手振りを交えることもほとんどありません。
よく使う言葉
絶対、必ず、勝つ
仕事へのこだわり
自分で論理的に立てた目標を達成すること。競争では勝利する、1番になること。合理的で効率的であること。
Sタイプのモチベーションを上げるポイント～価値ある仕事を丸投げ
目標設定
事実をベースに挑戦的な目標、全社的、社会的に価値ある目標を自分で立てさせます。ですから自分で立てた目標には全精力で取り組むのであとは放っておけばOKです。
仕事の進め方
与えた目標に関する全裁量を与えることが重要です。進捗も自分で管理させましょう。途中での余計な報告をさせることはNGです。「ポイントだけは報告してください」と、丸投げするのがベストです。
叱り方
事実を示して相手の間違っている点を論理的に説明するだけで叱る必要はありません。もしも間違っている理由を理解していない場合は、多方面への悪影響を伝えましょう。それで自分が納得すれば自然に反省し、二度と同じことは繰り返しません。
ほめ方
大げさにほめると、この程度は当然だと思っているので返って気分を害してしまいます。
ただ達成時に一言「さすがだね」で十分です。「これでこの課題はクリアしたね」と達成した目標の価値を指摘しても良いでしょう。